薪割り やってみると皆さんハマります
自分で作った薪でする焚火は格別です
1月23(日)、2月27日(日)の2回に分けて里山暮らし体験講座を行いました。
この講座では、里山暮らしの知恵を体験します。原木の薪割りから炭焼き、花炭作り、七輪での火おこし、竹飯づくり、きのこの駒打ちなど沢山の体験ができます。1月の第1回目の講座は生憎の天気でしたがテントの下で講座を開催しました。炭焼きの仕組みや窯の説明を聞き、横に積み上げている原木を窯に入れます。窯入れ後は七輪で火をおこし、持参した食材を焼いての昼食です。午後は花炭作りをし第1回目は終了となりました。
2月の第2回講座では、窯出しから始まります。炭になった原木を窯から取り出します。取り出した炭を並べ、袋に詰めていきます。
窯出しの後は、竹飯づくりです。ノコギリとノミを使い、竹の飯盒を作ります。炊き上がったご飯は同じく竹で作った食器に盛っていきます。ほのかに竹の香りのするご飯でした。
午後はきのこの駒打ちをします。普段は体験することのない作業ですので皆さん楽しそうでした。原木しいたけ、生えるのが待ち遠しいですね。
~参加された方の声~
「とても楽しい体験ができて感謝しています。炭焼き、七輪、きのこの駒打ち等、日常とはかけ離れた体験ができました。」「自然の中で体験ができ、気持ちの良い時間が過ごせました。」「竹で炊いたご飯はとても美味しかったです。炭焼きや駒打ちなどいろいろな体験ができてあっという間でした。自然をうまく利用していくことや共存等気づくことも多かったです。」
2回に分けての里山体験講座、皆さん楽しい体験ができた、あっという間でした等、大変楽しんで里山の知恵と知識を学べたようです。今回作った炭や覚えた知識を利用して今後も楽しんでみてください。
12月18日(日)にグリーンウッドワーク講座「木のスパチュラづくり」を開催しました。
グリーンウッドワークとは身近な森で伐ったばかりの乾燥していない生木を、手道具で割ったり削ったりして暮らしの道具を作る木工です。講師は風の音工房の和田祥男さんです。
最初に材料となるヒノキの丸太を板に加工していきます。
板ができたらスパチュラの下絵を描き、切り出すために周りに切り込みを入れていきます。どんどん削っていきます
下絵の形に削り出したら、小刀で整えていきます。
できあがりです。
まだ滑らかでない所やささくれなどの箇所がありますが、これからゆっくり一月ほど乾燥させた後に紙ヤスリで仕上げると、きれいなスパチュラが出来上がります。
自分で作った道具を使って料理をすると、調理が楽しくなり美味しさもひとしおですね。どうぞ沢山、ながく使ってください。